サッカー競技規則【2025/26改正対応】主要な変更点まとめ
公開日: 2025年8月29日
この記事では、サッカー競技規則の2025/26改正について主要な改正点についてご紹介します。
今回の改正では、試合の進行や審判・選手間のコミュニケーションに関わる重要な変更が含まれています。ぜひご確認ください。
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サッカー競技規則道場トップページへ1. ゴールキーパーのボール保持「8秒制限」
新ルール概要
ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で手や腕を使って8秒を超えてボールを保持した場合、相手チームにコーナーキックが与えられます。
カウントダウンの開始
- 主審は、ゴールキーパーが手や腕でボールをコントロールした時点から8秒のカウントを開始します。
- ゴールキーパーが横たわっていても、コントロールと見なされればカウントは始まります。
- 周囲に競技者がいる場合、安全が確保されるまでカウント開始を遅らせることができます。
主審の合図
残り5秒となった時点で、主審は手を上げて、目で見て分かるようにカウントダウンを示します。
反則と罰則
8秒を超えた場合、反則となり、ゴールキーパーが位置していた側のコーナーキックが相手チームに与えられます。
改正に関する豆知識
①
なぜコーナーキックになったのか
今までの「6秒ルール」では、罰則が間接フリーキックであったため、反則の重大さと不釣り合いでした。その不釣り合いさを解消するべく、今回、より適切な罰則としてコーナーキックが与えられることになりました。
②
なぜ8秒なのか
「なんで2秒伸びたんだ?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。実は、この8秒についてはしっかりと検討を重ねた上で決められた数字なんです!
IFABの試合分析によると、ゴールキーパーはボールをコントロールしてから平均8秒以内にボールを放しており、それを超える場合は意図的な時間浪費の可能性が高いことが分かりました。調査結果に基づいた、合理的な時間設定なのです。
また、調査の結果からゴールキーパーがボールを放す時間には主に以下の3つのパターンがあることが分かったそうです。
| 1-4秒 | 素早いカウンターアタックを始めたいとき。 |
|---|---|
| 5-8秒 | 素早く放したいが、パスコースがないなど偶発的な遅延。 |
| 8秒以上 | 意図的に時間を浪費しようとしている可能性が高い。 |
2. ドロップボールの進め方の変更点
新ルール概要
プレーが停止された際のドロップボールの実施場所やチームの指定方法が、より公平になるよう変更されました。
- ペナルティエリア内でプレーが停止した場合:
守備側チームのゴールキーパーにドロップされます。 - ペナルティエリア外でプレーが停止した場合:
基本的には、最後にボールを保持していたチームにドロップされます。ただし、主審が「相手チームにボールが渡るのが明らか」と判断した場合は、その相手チームにドロップされます。
3. 「キャプテンオンリー」ガイドラインの導入
新ルール概要
競技規則第3条において、競技会の判断により「キャプテンオンリー」ルールが導入されました。これにより、重大な状況や重要な事象または決定の後に各チームから主審に話しかけられるのは、基本的にキャプテンのみと定められました。
- 基本的な方針として、主審と選手の対話は引き続き重要です。
- 主審は必要に応じてキャプテン、または事象に関与した選手に説明を行うことができます。
まとめ
以上が、2025/26シーズンに向けたサッカー競技規則の主な改正点です。
- ゴールキーパーのボール保持は8秒まで、超えると相手チームにコーナーキックが与えられる。
- ドロップボールの再開方法が、より公平で直感的に。
- 「キャプテンオンリー」導入で、コミュニケーションの透明性を強化。
さらに詳しい情報はJFA公式サイトをご覧ください。また、改正内容をわかりやすく解説した動画も公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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筆者の感想
この改正も、試合をよりスムーズにしてくれる良い変更だと感じています。以前は、自陣深くからクリアした直後にプレーが止まると、敵陣からプレーが再開されるという、少し不自然な状況がありました。(結局、チームAはドロップ後にゴールキーパーまでバックパスして、再開するという流れになっていました。)
この改正により、そういった遠回りがなくなり、より直感的な再開方法になりますね。