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明治安田J2リーグ 2026/27シーズン 第6節 テゲバジャーロ宮崎vs藤枝MYFC

[オフサイド・アドバンテージ] 的確なアドバンテージ判断と副審との協議によるゴール取り消しのプロセス

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:【公式】藤枝MYFC

まず結論 ─ FINAL DECISION

オフサイド

アドバンテージ ナイスジャッジ

左サイドで藤枝MYFCの19番の選手が倒されるも、主審はアドバンテージを適用してプレーを継続。その後、中央でパスを受けた藤枝MYFCの10番の選手がシュートを決めたが、主審と副審の協議の結果、GKの前にいた味方競技者のオフサイドが認められ得点は取り消しとなった。テゲバジャーロ宮崎の間接フリーキックで再開された。

Referee Review

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映像と競技規則から見るポイント

的確なアドバンテージの適用と、オフサイドによるゴール取り消しに至る審判団のプロセスが素晴らしいシーンです。注目すべきポイントが大きく2つあります。 1つ目は、主審によるアドバンテージ適用のタイミングと判断です。 藤枝の19番の選手が倒された直後、裏へボールが抜け出た瞬間に主審が素早く副審へ視線を送っていることが確認できます。もし抜け出した選手がオフサイドであれば、プレーを止めて直前の19番の選手に対するファウルをとる必要があります。主審は瞬時に副審を確認してオフサイドがないことを把握したうえで、攻撃側に利益が続いていると判断してアドバンテージを適用したと考えられます。スピード感のある攻撃の中でも首をしっかり振り、副審の状況を確認してからアドバンテージを選択した質の高い対応でした。 2つ目は、ゴール取り消しに至るまでのプロセスと主審のポジショニングです。 藤枝の10番の選手がシュートを放った際、GKの前にいた味方競技者がオフサイドポジションに位置していました。副審はその選手がオフサイドポジションにいた事実は把握していましたが、その選手がGKにどれほど影響を与えたかという判断は主審の裁量となるため、得点を認めるシグナルであるセンターライン側へのランニングは行わず、コーナーフラッグ付近にとどまって主審を待ちました。 これに対し主審は、シュートコースの直線上に的確なポジションをとっていました。この位置にいたことで、オフサイドポジションの選手がシュートコース上にいたのか、相手競技者にどれだけ影響を与えていたのかを見極める材料をしっかりと持てていたと考えられます。 その後、コーナーフラッグ付近にとどまっていた副審と主審が協議を行い、オフサイドによるゴール取り消しへと正しく結論を導いたプロセスは、審判員にとって非常に参考になる見事なジャッジでした。

根拠となる競技規則

第5条 主審(アドバンテージ、ポジショニング) / 第6条 その他の審判員(副審) / 第11条 オフサイド

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

ゴールキックにて蹴られたボールが、相手チームのゴールに直接入った。この時の対応として適切なものは次のうちどれか。

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