サッカー競技規則道場

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明治安田J1リーグ第7節 FC町田ゼルビアvs横浜F・マリノス

[ハンド・得点取消] オフサイドチェックから判明したトラップ時のハンドによる得点取り消し

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:横浜F・マリノス | Yokohama F.Marinos

まず結論 ─ FINAL DECISION

VAR / OFR

ハンド

得点取消 際どい判定

横浜F・マリノスのCKからのシュートを9番の選手が収めてゴールネットを揺らしたが、副審がフラッグアップし、現場ではオフサイドの判定が下された。しかし、VARによるチェックの結果、オフサイドではなかったものの、シュートを放った横浜FMの9番の選手がトラップの際、ボールが腕に当たっていたことが確認され、ハンドの反則により得点は取り消しとなった。FC町田ゼルビアの直接フリーキックで再開された。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

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映像と競技規則から見るポイント

オフサイドのチェックからハンドの反則の特定へと至った、確認すべき観点が複数存在する複雑な事象です。 現場の審判団は当初、オフサイドと判定していました。そのため、VARはまずオフサイドの有無についてチェックを行いました。映像の確認によりオフサイドポジションではないことが判明しましたが、得点に至る一連のプレーをさらに確認したところ、最後にシュートを打った横浜FMの9番の選手がボールをコントロールした際、自身の腕にボールが当たっていることが確認されました。 競技規則上、ボールが手や腕に偶発的に当たったこと自体がすべてハンドの反則となるわけではありません。しかし、競技者が「偶発的であっても、ボールが自分の手や腕に触れた直後に相手チームのゴールに得点する」ことは反則と定められています。今回のシーンでは、自身の腕にボールが接触した直後に本人がシュートを決めているため、ハンドの反則として得点が取り消されました。 なお、これが仮に9番の選手の手や腕に当たった直後、別の味方競技者がボールを受けてゴールを決めていた場合は、現行の競技規則では偶発的な接触であればハンドの反則とはならず、得点が認められます。

根拠となる競技規則

第11条 オフサイド / 第12条 ファウルと不正行為(ハンドの反則) / 第13条 フリーキック

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

味方競技者からゴールキーパーにパスしたところ、ボールがゴールに入りそうになった。ペナルティーエリア内にて、ゴールキーパーは慌てて、手でボールをかき出しゴールに入りそうになるのを防いだ。この時の主審の対応として適切なものは次のうちどれか。

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