Referee Review
このシーンの注目ポイントは?
審判目線の解説ポイントをチェック
解説を見る
Referee Review
このシーンの注目ポイントは?
審判目線の解説ポイントをチェック
解説を見る映像と競技規則から見るポイント
このシーンで最も注目してほしいのは、シュートの瞬間に主審が見せた「立ち止まる」という判断です。 まず主審は、左サイドを起点に突破を図る柏レイソルの意図を予測し、左サイドの選手をしっかりと視野に収められるよう細かくポジションを調整していました。そして縦パスが入り裏へ抜け出した局面でも、事前の準備ができていたからこそ素早い動き出しで抜け出した選手の争点へと寄っていくことができています。 そして、最大の注目ポイントは最後のシュートシーンです。映像を見ると、主審は途中でピタリと立ち止まっていることが分かります。 裏抜けの局面では、飛び出してきたゴールキーパーとアタッカーが交錯し、ペナルティキック(PK)かどうかの見極めが必要になるケースが頻繁に起こります。その可能性があるならば、主審は接触の瞬間を監視するために争点へ距離を詰めることで、比較的事象を見極めやすくなります。 しかし、今回は違いました。ゴールキーパーは飛び出さず、その場にとどまってしっかりとシュートに反応しようとしていたのです。 主審はそのゴールキーパーの動きを見逃さず、瞬時に「キーパーとの接触の可能性が低くなった」と判断したのではないでしょうか。接触の確率が低くなったことで、主審が監視すべき対象は「シュートに対するタッチの有無」と「中央へのクロスの折り返し」へと切り替わります。だからこそ闇雲に前進し続けるのをやめ、その両方を確実に同一視野に収められる位置でしっかりと立ち止まり、事象を見届けるポジションをとったと考えられます。 局面の推移とゴールキーパーの対応を瞬時に読み取り、自分が今何を監視すべきかを即座に判断して足を止める。そこまで考えてポジションを修正しているのだとすれば、素晴らしい判断力と観察眼であり、審判員にとって非常に参考になるシーンでした。
根拠となる競技規則
第5条 主審(ポジショニング)
公式の確認先
競技規則の原文を確認する
上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。
Quiz
これ、答えられますか?
攻撃側競技者のシュートが主審に当たり、コースが変わってそのままゴールに入りました。この場合の主審の判定として、最も適切なものは、次のうちどれか。
競技規則ではこうなります(第9条)
ボールが審判員に触れ、プレーが停止される要件は、 ・チームが大きなチャンスとなる攻撃を始める。 ・ボールが直接ゴールに入る。 ・ボールを保持するチームが替わる。 以上の3点です。 今回のケースでは該当するため、プレーは停止されます。
クイズ形式で気軽に学べるアプリで、サッカーのルールがもっと身近になります。
ほかの問題もアプリで解いてみる
最新情報は公式LINEから
ジャッジDBの新着記事のお知らせ、PDF版問題集、アプリの活用情報をお届けします。気になるルールは、トークから気軽に質問できます。
LINE公式アカウントを友だち追加登録無料。配信が不要になった場合はいつでも停止できます。
開かない場合は、画面右上のメニューから「ブラウザで開く」を選んでからお試しください。