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明治安田J1リーグ 2026/27シーズン 第8節 FC町田ゼルビアvs柏レイソル

[ポジショニング] 監視対象を切り替え最適な位置で立ち止まった主審の判断

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:J.LEAGUE International

Referee Focus ─ 注目ポイント

ポジショニング

ナイスジャッジ

柏レイソルが左サイドから裏へ抜け出して決定的なシュートを放ったが、町田の競技者がブロックした。反則はなく、プレーはそのまま継続された。

Referee Review

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映像と競技規則から見るポイント

このシーンで最も注目してほしいのは、シュートの瞬間に主審が見せた「立ち止まる」という判断です。 まず主審は、左サイドを起点に突破を図る柏レイソルの意図を予測し、左サイドの選手をしっかりと視野に収められるよう細かくポジションを調整していました。そして縦パスが入り裏へ抜け出した局面でも、事前の準備ができていたからこそ素早い動き出しで抜け出した選手の争点へと寄っていくことができています。 そして、最大の注目ポイントは最後のシュートシーンです。映像を見ると、主審は途中でピタリと立ち止まっていることが分かります。 裏抜けの局面では、飛び出してきたゴールキーパーとアタッカーが交錯し、ペナルティキック(PK)かどうかの見極めが必要になるケースが頻繁に起こります。その可能性があるならば、主審は接触の瞬間を監視するために争点へ距離を詰めることで、比較的事象を見極めやすくなります。 しかし、今回は違いました。ゴールキーパーは飛び出さず、その場にとどまってしっかりとシュートに反応しようとしていたのです。 主審はそのゴールキーパーの動きを見逃さず、瞬時に「キーパーとの接触の可能性が低くなった」と判断したのではないでしょうか。接触の確率が低くなったことで、主審が監視すべき対象は「シュートに対するタッチの有無」と「中央へのクロスの折り返し」へと切り替わります。だからこそ闇雲に前進し続けるのをやめ、その両方を確実に同一視野に収められる位置でしっかりと立ち止まり、事象を見届けるポジションをとったと考えられます。 局面の推移とゴールキーパーの対応を瞬時に読み取り、自分が今何を監視すべきかを即座に判断して足を止める。そこまで考えてポジションを修正しているのだとすれば、素晴らしい判断力と観察眼であり、審判員にとって非常に参考になるシーンでした。

根拠となる競技規則

第5条 主審(ポジショニング)

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

攻撃側競技者のシュートが主審に当たり、コースが変わってそのままゴールに入りました。この場合の主審の判定として、最も適切なものは、次のうちどれか。

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