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明治安田J2リーグ 第8節 ジュビロ磐田vsヴァンラーレ八戸

[ハンド・PK] 距離のある位置から見極め協議で判定を覆した副審のナイスジャッジ

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:DAZN Japan

まず結論 ─ FINAL DECISION

ハンド

PK ナイスジャッジ

右サイドからのクロスに対する競り合いで、ジュビロ磐田の競技者のヘディング直後にヴァンラーレ八戸の守備側競技者の腕にボールが接触。その後こぼれ球が磐田の競技者の手に当たったため、主審は当初磐田のハンドリングの反則と判定した。しかし、副審が主審を呼んで協議を行った結果、先に八戸の競技者によるハンドリングの反則があったとして磐田の反則は取り消され、磐田にペナルティーキック(PK)が与えられた。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

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映像と競技規則から見るポイント

VARが導入されていない試合において、副審の見極めと主審との協議によって正しい判定へと導いた素晴らしいシーンです。 ※DAZNに加入されている方は、ぜひフルタイムで確認ください。 リプレイでは、右サイドからのクロスに対し、ジュビロ磐田の競技者がヘディングした直後、ヴァンラーレ八戸の競技者が広げていた腕にボールが当たっていることが確認できます。しかし、密集したゴール前の攻防において、主審の立ち位置や角度からはこの接触が見づらい状況にありました。そのため主審は、その直後に磐田の競技者の腕に当たったことで、磐田のハンドリングの反則によるフリーキックの判定をしていました。 ここで注目すべきは副審の対応です。争点となったゴール前からは約30メートルほど距離が離れていたにもかかわらず、一瞬のハンドリングの反則を正確に見極めていました。さらに、主審を呼んで協議を行い、自身が見た事実を伝えています。主審と副審との協議の結果、当初の判定を取り消して八戸のハンドリングによるペナルティーキックへと判定を変更しました。 現場の審判団だけで瞬時の事象を正しく見極め、判定の修正まで完遂させた、今季のベストジャッジとも言える見事なシーンでした。 最後に、このシーンから学べる最大のポイントは「判定は審判団で協力して導き出すものだ」ということだと思います。離れていても見えていた事実を副審が主審に伝え、それをもとに主審が最終的な判断を下したというプロセスこそが、私たち審判員にとって非常に参考になる点ではないでしょうか。最初から主審一人だけで完璧に判定するのではなく、主審、副審、第4の審判員を含めた審判団全員で協力して正しい判定を導き出し、その最終決定を主審が行うという考え方や理念を、改めて再認識させてくれるシーンでした。

根拠となる競技規則

第12条 ファウルと不正行為(ハンドリング)、第6条 その他の審判員(副審)

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

ペナルティーエリア内で守備側競技者が、ボールにプレーしようと試みたが相手競技者をつまずかせ、決定的な得点の機会を阻止した。主審が命じるべき判定は、次のうちどれか。

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