サッカー競技規則道場

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明治安田J2リーグ 第9節 北海道コンサドーレ札幌vsいわきFC

[審判員への接触・ドロップボール] 主審に当たったこぼれ球からの決定的なシュートでプレーを停止

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:DAZN Japan

Referee Focus ─ 注目ポイント

審判員への接触

ドロップボール 珍しい事象

いわきFCのシュートのこぼれ球が主審に当たり、そのボールを拾ったいわきFCの選手がシュートを放ちゴールネットを揺らした。しかし、主審は得点は認めず、いわきFCの競技者へのドロップボールで試合を再開した。

Referee Review

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映像と競技規則から見るポイント

審判員にボールが当たった際のルールの適用と、その後の正しい再開方法について確認できる珍しいシーンです。 競技規則では、ボールが審判員に当たってフィールド内に残り、「チームが大きなチャンスとなる攻撃を始める」「ボールが直接ゴールに入る」「ボールの保持が相手チームに入れ替わる」のいずれかが起きた場合、プレーを停止してドロップボールで再開すると定められています。今回のシーンでは、主審に当たったこぼれ球から決定的なシュートへとつながっており、「大きなチャンスとなる攻撃が始まった」ため、主審が笛を吹いてプレーを停止した判断は規則通りの正しい判定です。 ここで合わせて確認しておきたいのが再開方法です。ペナルティーエリア外でドロップボールを行う場合、ボールを保持した、あるいは保持し続けたチームを主審が判断できるときはそのチームの競技者1人にボールがドロップされ、判断できない場合に最後にボールに触れたチームの競技者1人にドロップされます。今回は主審に接触した後、こぼれ球を拾ってボールを保持したいわきFCの競技者へボールがドロップされており、再開方法についても規則に則った正しい対応でした。 このような不測の事態が起きると、審判員としても焦りから判定や再開手順を誤ってしまいがちですが、起きてしまった事象に対して落ち着いて正しい手順を踏んだ主審の冷静な判断は素晴らしいものでした。 一方で、中央にボールが入ってくる展開が予想される中で、ペナルティーアーク付近に位置取ってしまいプレーを妨げる形となったポジショニングについては、改善の余地があったと言えます。 実際の試合でも滅多に起こらない事象ですが、万が一遭遇した際に正しいルールと再開方法を適用できるよう、改めて整理しておきたいシーンです。

根拠となる競技規則

第9条 ボールインプレーおよびアウトオブプレー(審判員に当たったボール)、第8条 競技の開始および再開(ドロップボール)

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

コーナーキックにて蹴られたボールが、キッカー自身のチームのゴールに直接入った。この時の対応として適切なものは次のうちどれか。

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