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2026/27 J1 第10節 東京ヴェルディ vs FC東京

[ゴール・珍しい事象] キック前のエリア侵入と助走中のフェイントにおける正しいルール適用

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:J.LEAGUE International

まず結論 ─ FINAL DECISION

ゴール

珍しい事象

FC東京が獲得したペナルティキック(PK)をキッカーが決めて得点となった。相手チームから抗議があったものの、主審は反則をとらずにゴールを認めた。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

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映像と競技規則から見るポイント

PKにおける「味方競技者のエリア侵入」と「キッカーの助走中のフェイント」を確認できる珍しいシーンです。 このシーンでは、以下の2つのポイントについて整理できます。 1つ目は、攻撃側競技者によるペナルティーエリア内への侵入です。 映像を確認すると、キッカーがボールを蹴る前に、FC東京の7番の選手がペナルティーエリア内へ侵入していることが分かります。しかし、キック前にエリア内に侵入すること自体が即座に反則となるわけではありません。侵入した競技者がキッカーや相手ゴールキーパーに影響を与えたかどうかが重要な判断基準となります。今回は侵入した選手がキックやゴールキーパーに何ら影響を与えずにゴールが決まっているため、反則とはならず得点が認められます。 2つ目は、キッカーの助走動作とフェイントです。 キッカーは助走を始めた後、途中で少し下がるようなフェイント動作を入れてからキックを行いました。この動作に対して相手チームの選手が主審へ抗議を行っています。 競技規則において、PKのキッカーによるフェイントは「助走中」であれば認められています。反則(警告および相手の間接フリーキック)となるのは「助走を完了した後のキック直前のフェイント」です。助走の完了とは、ボールの横に軸足を踏み込んだ(置いた)時点と定義されており、今回のシーンでは軸足を置く前の助走中における動作であるため、競技規則上認められる正当なフェイントとなります。 2つの珍しい要素が重なった場面でしたが、競技規則の定義に照らして正しくゴールが認められた、ルール理解を深めるのに非常に役立つシーンでした。

根拠となる競技規則

第14条 ペナルティキック

公式の確認先

競技規則の条文を確認する

リンク先はJFAの日本語版競技規則(PDF・約13MB)です。指定のページで開かないときは、ボタンのページ番号を見てください。このシーンは筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

キックオフで、キッカーがけったボールが、誰にも触れられることなく直接自分自身のチームのゴールに入ってしまいました。主審がとるべき判定として、最も適切なものは、次のうちどれか。

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