Referee Review
なぜこの判定になったのか?
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なぜこの判定になったのか?
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解説を見る映像と競技規則から見るポイント
ペナルティーエリア外で起きたGKの反則に対し、状況を的確に整理してDOGSO(決定的な得点機会の阻止)を見極めた、主審の素晴らしいジャッジです。 このシーンの焦点は、この反則がDOGSOに該当するかどうかです。競技規則では、DOGSOを判断する際に考慮すべき4つの要件として、次の項目が定められています。 ====== 反則とゴールとの距離 全体的なプレーの方向 ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性 守備側競技者と攻撃側競技者の位置と数 ====== 前提として、GKとの1対1の場面は「決定的な得点機会」と捉えられています。例えば、裏へ抜け出す攻撃側競技者を最終ラインの守備側競技者が倒してしまい、GKと1対1になる場面をファウルで阻止した場合、これは決定的な得点機会の阻止とされます。 今回のシーンを映像で確認すると、抜け出した攻撃側競技者の全体的なプレーの方向は、ゴール正面からやや右サイドへ流れる向きではありました。しかし、この場面では守備側のGK自身がペナルティーエリアの外まで前に出てきて反則を犯しており、その背後にあるゴールは誰もいないガラ空きの状態(エンプティーゴール)でした。 ゴールがガラ空きの状態そのものが決定的な得点機会と判断できます。それらを総合的に判断して、主審はDOGSOによる退場の判定を下しました。非常に妥当な判断だったと感じます。
根拠となる競技規則
第12条 ファウルと不正行為(退場となる反則)
公式の確認先
競技規則の条文を確認する
リンク先はJFAの日本語版競技規則(PDF・約13MB)です。指定のページで開かないときは、ボタンのページ番号を見てください。このシーンは筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。
Quiz
これ、答えられますか?
攻撃側競技者がゴールキーパーと1対1の状況でドリブルをしていた。ペナルティーエリア外で、ゴールキーパーが飛び出しボールにプレーしようと試みたが、攻撃側競技者をチャージで止め、決定的な得点の機会を阻止した。主審が命じるべき判定は、次のうちどれか。
競技規則ではこうなります(第12条)
決定的な得点の機会の阻止において、ペナルティーエリア外であれば、退場となります。また、今回はチャージによる反則のため、直接フリーキックによる再開となります。
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