サッカー競技規則道場

ジャッジDB

プレミアリーグ2026/27 第4節 マンチェスター・Uvsマンチェスター・C

[オンサイド・VAR介入] 得点者のオンサイド確認と飛び込んだ競技者の影響を巡る見極め

解説:からかさ(2級審判員) 公開

実際の試合映像をもとに、独自に分析した解説です。

引用:U-NEXT フットボール

まず結論 ─ FINAL DECISION

VAR / OFR

オンサイド

VAR介入 珍しい事象

左サイドからのクロスにマンチェスター・シティの9番の選手が合わせてゴールネットを揺らしたが、副審が旗を上げてオフサイドと判定。しかしVARチェックの結果、9番の選手はオフサイドではないことが確認され、オンフィールドレビュー(OFR)は行われずに判定が覆り、ゴールが認められた。

Referee Review

なぜこの判定になったのか?

審判目線の解説ポイントをチェック

解説を見る

映像と競技規則から見るポイント

オフサイドポジションにいた競技者が相手競技者に影響を与えたかどうかが焦点となる事象です。 本シーンでは、得点したマンチェスター・シティの9番の選手はVARの確認によりオンサイドであったことが確認されました。一方で注目すべきは、クロスに対してヘディングで飛び込んだ17番の選手の動きです。17番の選手はボールが蹴られた瞬間にオフサイドポジションに位置しており、守備側競技者の至近距離でプレーを試みていました。 オフサイドの判定において、競技者がオフサイドポジションにいたかどうかという事実関係は客観的に判断できるため、主審がOFRを行わずにVARからの情報伝達のみで判定を下すことができます。しかし、オフサイドポジションの競技者が「相手競技者に影響を与えた(相手競技者のプレーを妨害した)かどうか」は主審による主観的な見極めが不可欠であり、本来であればVARが主審へOFRを勧めるべき事象でした。 しかし、今回のシーンでは、主審はOFRを行わずにオンサイドの判定を下しました。 客観的に事実を確認できる部分と、主審自身の主観的な判断が求められる部分とをしっかりと切り分けて整理して考えることが重要となる、見極めの難しいシーンです。

根拠となる競技規則

第11条 オフサイド / VARプロトコル

公式の確認先

競技規則の原文を確認する

上記はIFAB・JFAの公式資料です。このシーンは、筆者の分析であり、IFAB・JFA・大会主催者の公式見解ではありません。

Quiz

これ、答えられますか?

コーナーキックにて蹴られたボールが、キッカー自身のチームのゴールに直接入った。この時の対応として適切なものは次のうちどれか。

サッカー競技規則道場アプリについて

LINE公式 Soccer Laws Dojo

最新情報は公式LINEから

ジャッジDBの新着記事のお知らせ、PDF版問題集、アプリの活用情報をお届けします。気になるルールは、トークから気軽に質問できます。

LINE公式アカウントを友だち追加

登録無料。配信が不要になった場合はいつでも停止できます。

関連するルール解説

このシーンのタグに関連する基礎知識を、競技規則の考え方から確認できます。

他のシーンも見る